マイクロソフトから廉価版Surfaceと噂されていたSurface Goが発表になりました。私はポットキャスト番組では「これは出ないと」言っていたのですが、珍しく出る方向に外れて発表となりました。
スペックです。
モデルは2モデルです。メモリ4GB/ストレージ64GBとメモリ8GB/ストレージ128GBです。
US価格では、64GBモデルが$399、128GBモデルが$549です。日本での価格はこれとは異なります。税込み価格です。
これでフルセット(本体、タイプカバー、マウス、ペン)で買うとこんな感じになります。
うーん、結構いいお値段しちゃいますね。やはり、Officeがバンドルしているというところもあるんでしょう。ちなみにOfficeバンドルなしの法人向けと教育市場向けの本体価格です。
やはり廉価版のSurfaceを謳うのであれば、Officeなとモデルも日本で個人市場向けに出してほしいところです。
予約は7月12日、発売は8月28日です。
こうした背景には、日本市場ではOfficeをバンドルしなければ売れないというメーカーや販売店の判断があるんでしょう。しかし、Officeなしの(プレーン版の)本当に低価格なものを出しても良かったのではないか?とも思います。また、Officeの新しい売り方であるサブスクリプションモデルのOffice 365 Soloを定着させるチャンスだったのではないかとも思います。
ただ、その製品ラインナップを増やす事のコストも考えられます。だとすると、大多数の希望に答えられるOfficeバンドル版を売って、他は切り捨ててもいいのではないかと考えたのかもしれません。
私の個人的な意見です。確かに、マイクロソフトの真意を知ることと実機を見るまで断言はできないところもあります。
まずCPUですが、Pentiumがどのくらいのパフォーマンスが出せるかわからないところがあります。CoreアーキテクチャのCPUであり、そこそこはいけると思います。Officeを使ったりWebを見たりするくらいなら、「使ったみたら意外といける」と言うものかもしれません。ただ、それに10万円くらいをかけるのであれば、ちょっと無理してでも足してSurface ProのCore m3モデルを買った方がいいと思います。
一方、私の周りでも結構欲しがっている人が多いですね。10インチサイズのコンパクトな2 in 1のWindowsモバイルマシンが欲しいとなる場合もあるでしょう。11インチのVAIOが人気であるように13インチより小さいものが求められてはいるのかと思います。意外と少ないんです。「このクラスでWindows Helloも使えてペンも使えるこの価格帯の丁度いいマシンはない。」というお話も聞きました。その市場に切り込んで市場を作ろうとするのであれば「ペースカー」としての役割を果たすSurfaceの存在意義はあるのではないのかな?と考えます。
確かにSurface RTもSurface 2も持っていて使った経験からコンパクトなSurfaceは魅力かもしれません。まずは、実機を見てみたいですね。
でも、こちら(↓)のSurface Proが結構お買い得なんですが。