マイクロソフトが教育関係の発表会を5月2日にニューヨークで行いました。この日はWindows 10のバリエーションの一つであるWindows 10 Sの発表を行いました。その中で低価格な教育市場向けのノートパソコンが各社から発売されることを発表しました。更に、マイクロソフトのSurfaceの新しいラインナップを発表しました。Surface Laptopです。
Surface Laptopは、教育市場向けと発表したWindows 10 Sをプリインストールしたクラムシェル型のノートパソコンです。従来のSurface ProやSurface Bookのように2 in 1のタイプではありません。純粋にノートパソコンの形をとっています。
スペックは下記のとおりです。(Microsoft Surface Laptop tech specsより)
項目 | 内容 |
CPU | 第7世代 Core i5 / i7 (Kaby Lake) |
メモリ | 4GB, 8GB, 16GB |
ストレージ | SSD 128GB, 256GB, 512GB |
モニタ | 13.5インチ Pixel Sense Display 解像度 2256 x 1504 (201 ppi) アスペクト比 3:2 10点マルチタッチ Surface Pen対応 コーニング社ゴリラガラス 3 |
グラフィックス | Intel HD620(Core i5モデル) Intel Iris Plus Graphics 640(Core i7モデル) |
サイズ | 308.1 x 223.27 x 14.48 mm |
重量 | 1.252kg |
カメラ・ビデオ・オーディオ | Windows Hello顔認証対応カメラ 720p HDカメラ(フロント) ステレオマスク Omnisonicスピーカー Dolby Audio Premium |
インターフェース | USB 3.0 ヘッドセットジャック Mini DisplayPort Surface Connect Surface Dial対応(スクリーン外対応) |
無線 | 無線LAN IEEE 802.11ac/11a/b/g/n Bluetooth 4.0LE |
OS | Windows 10 S 但し、2017年12月31日までWindows 10 Proの無料アップグレード Office 365 Personal 1年分ライセンス(日本国内では不明) |
色 | Burgundy Platinum Cobalt Blue Graphite Gold |
色は4色です。純粋にスタイリッシュなクラムシェル型のノートパソコンとして仕上がっています。また、キーボードはSurface Pro 4のオプションとしても用意されたイタリアのアルカンターラ素材を使っています。意外だったのはUSB Type-Cを採用していないことです。ここは採用した普及に弾みをつけて欲しかったところです。
価格は$999からとなります。CPUやメモリ、ストレージによって価格が変わります。また、ボディの色は全てのバリエーションで対応していません。ラインナップを見る限りCore i5、メモリ 8GB、SSD 256GBの$1,299のモデルがメインとなりそうですね。色も赤、青、金はこのモデルしか選べません。
仕様 | ボディーカラー | 価格 |
CPU Core i5 メモリ 4GB ストレージ SSD 128GB グラフィックス Intel HD 620 |
Platinum | $999 |
CPU Core i5 メモリ 8GB ストレージ SSD 256GB グラフィックス Intel HD 620 |
Burgundy Platinum Cobalt Blue Graphite Gold |
$1,299 |
CPU Core i7 メモリ 8GB ストレージ SSD 256GB グラフィックス Intel Iris Plus Graphics 640 |
Platinum | $1,599 |
CPU Core i7 メモリ 16GB ストレージ SSD 512GB グラフィックス Intel Iris Plus Graphics 640 |
Platinum | $2,199 |
5月2日から予約開始でモデルによりますが6月15日より出荷とのとこです。但し、例によって日本での発売は未定です。きっと発売はしてくれるでしょう。
私のように「普通のノートパソコンが欲しい」という方にはいいモデルではないかと思います。