Windows 10のInsider Previewに参加しています。現在はMay 2019 Update(コードネーム 19H1)が正式リリース中なので、Insider Previewは19H2、Skip aheadは20H1というのが通例ですがなんか今回は事情が違うようです。Windows 10のクライアントHyper-V上にWindows 10 ProをインストールしてInsider Previewに参加してみました。そしてアップデートされたのがなんとBuild 18908.1000、20H1でした。
あれ?”19H2″ではないのかと?
どうも、Windows Insider ProgramではFastリングで20H1の配布をしているようです。19H2は出る予定ではあるのですが、19H1のサービスパック+αの内容と言われており、Insider Previewとしては20H1のテストが始められているようです。20H1については十分な期間のテストを行うとのことです。下記のWindows Blogsに記載があります。
Announcing Windows 10 Insider Preview Build 18836
Hello Windows Insiders, today we are releasing a new build to Insiders who have opted into Skip Ahead. These builds are from the 20H1 development branch. Some things we are working on in 20H1 require a longer lead time. We will begin releasing 19H2 bits to Insiders later this spring after we get 19H1 nearly finished and ready; once 19H1 is “nearly finished and ready” we’ll also use the Release Preview ring for previews of drivers and quality updates on 19H1.
Windows 10のリリースについてはFlight Hubというページに各バージョンのリリース情報を載せています。
ここでは、20H1についてはリリース情報が書かれているのですが、19H2に関しては”Comming Soon!”としか書かれておらず、リンクをクリックするとWindows Insider Programのブログにリンクされているだけです。19H2については提供されていないことがわかります。今後予定はあるようですので追って書きたいと思います。(追記 19H2はSlowリングでの提供と情報をいただきました。追って確認します。)
ということは半年に一回のWindows 10のバージョンアップというかたちが変わってきて、秋バージョン(xxH2)は品質向上版、春バージョン(xxH1)は機能追加したバージョンとして更新していくのかもしれません。やはり品質面に関してはOctober 2018 Update(Ver.1809)の不具合の問題が影響して品質面でも慎重になっていると言えるでしょう。