よくおすすめのアプリは?と聞かれると迷わずOneNoteと答えています。
OneNoteはデジタルノートアプリで、文字だけではなく図形やファイル、Webの魚拓(コピー)を記録していつでもどこからでも見ることのできるアプリです。Officeに入っているOneNote 2016もありますが、UWPアプリとしてWindows 10には標準で入っています。
ノートというファイルに、セクションという分類したフォルダがありその中に一ページずつ情報が保存できます。
WindowsだけではなくMac、iOS(iPhone,iPad)、Android向けにリリースされています。ほぼすべてのデバイスで使うことができます。
データの保存先も標準設定ではOneDriveに保存されます。もちろんOffice 365のOneDrive for Businessにも保存できますし、会社などで社外のオンラインストレージにアクセスではない場合は自分自身のパソコンのローカルハードディスクにも、サーバーにも保存することができます。
ですから、いつでもどこでもどのデバイスからでもアクセスできる便利なデジタルノートなのです。
OneNoteのノートは、個人の情報を管理するだけではなく、複数の人とノートを共有することができます。友達同士やコミュニティー活動や職場での情報共有に使えます。共有の方法はノートの共有としてリンクを連絡するだけ。連絡した相手だけにノートの場所を伝えることもできますし、閲覧だけとか編集もできるようにしたりとか設定もできます。
OneNoteに記録できる情報はメモなどのテキストデータだけではありません。画像の貼り付けもできますし、図を書き込むこともできます。さらにファイルを貼り付けることもできます。取り扱えるデータがほぼすべて使うことができます。
さらに特筆すべきなのがWebクリップ機能です。閲覧中のWebの画面をそのままOneNoteにコピーすることができます。(魚拓を取るという感じですね。)もちろん、その際のリンクURLも記録しますので、最新の情報を参照することもできますし、仮にWebサイトが閉鎖してしまってもOneNoteに文字も画像もページそのまま記録されますので後で見ることができます。
何よりも私が重宝しているのが検索機能です。検索ボックスがあってキーワードを入力すると該当する情報のあるページが出てきます。複数のノートからも検索できます。セクションに分けてその中のページを記録するような仕組みになっていますが、結構いい加減に仕分け(保存)しても検索すれば大抵の情報が見つかります。
「あー、あの情報サーバーのどこにあったっけ?」などという時のためにサーバー上のパスをコピーして、それっぽいキーワードともにOneNoteに貼り付けて備忘録に使ったりしています。ファイルのフルパスのコピー方法はこちらをご覧ください。
エクスプローラでファイルのフルパスをクリップボードにコピーする方法 -右クリックはSHIFTキーとともに-
なんでも適当に検索すればいいので適当なキーワードとともにどんどんメモしていけばいいんです。まさに、「俺Google」ですよ。
貼り付けたファイルはそのファイルそのものの編集もできますが、ファイルの貼り付け元のファイルを編集することもできます。(この方法は追々書きます)