パソコンの時計って結構精度が悪いんです。時計の役割を果たす部品(IC)であるRTC(Real Time Clock)は、周囲温度や供給する電源などいろいろな条件で一か月に数分またはそれ以上で狂うことがあります。でも、それをどうやって精度を保つかう言うと、NTPというプロトコルを使ってネットワーク上の時計サーバーと時刻合わせをするんです。
って、すげー初歩的っぽい出だしですが、Windowsも標準設定で時計を同期するようになっています。これは「インターネット時刻同期」と呼んでいます。時刻を同期させるサーバーですが、NTPサーバーと呼んでおり、Windowsの場合はtime.windows.comというサーバーに接続するようになっています。このサーバーを別のサーバーに変更する方法です。
1.画面右下のタスクトレイの時計表示を右クリックします。
2.メニューから[日付と時刻の調整]をクリックします。
3.日付と時刻設定画面が出るので、下にスクロールさせます。
4.関連設定の「日付、時刻、地域の追加設定」をクリックします。
5.日付と時刻の「日付と時刻の設定」をクリックします。(どこまで続く)
6.「日付と時刻」の画面で[インターネット時刻]タブをクリックします。
7.[設定の変更]ボタンをクリックします。
8.サーバーの項目にNTPサーバーのアドレスを入れます。
例えば、””など
9.[今すぐ更新]ボタンをクリックするとすぐにサーバーに接続して同期してくれます。
10.[OK]ボタンをクリックする。
では、NTPサーバーはどこら辺があるかといいますと。
独立行政法人情報通信研究機構 (NICT)とかあります。この場合は”ntp.nict.jp“を設定します。
インターネットマルチフィード(MFEED)は、”ntp.jst.mfeed.ad.jp“を設定します。
GoogleやBingで「NTPサーバー」とか検索すれば出てきます。