Windows Subsystem for Androidが「VirtWifiはインターネットにアクセスできません」とエラーが出て起動しない

Windows 11でAndroidアプリを動かすWindows Subsystem for AndroidがWindows 11 Insider Previewで使えるようになりましたが、インストールしてAmazonアプリストアでログインしようとしてログインできませんでした。どうも要因はWindows Subsystem for Androidが「VirtWifiはインターネットにアクセスできません」というエラーを出して起動できないようです。

既知の問題としてVPNを使っている場合は正常に稼働しないことがあるとの情報もありました。私もVPNのソフトやHyper-Vの仮想スイッチなどすべて削除してみましたが、事象は変わりませんでした。

暫定処置ですが、WindowsのファイヤーウォールをオフにするとAndroidアプリが起動するようになります。

(ご注意)この方法はとりあえずAndroidアプリを動かせるようにはなりますが、セキュリティーを低下させるものになりますので推奨はできません。あくまでも実験的に設定するにとどめておくことをお勧めします。

コントロールパネルから[Windows Defenderファイヤーウォール]をを選びます。

Windows Defenderファイヤーウォールを無効にするを選択して[OK]ボタンをクリックする。

これで、Androidアプリが起動するようになりました。

今のところ日本語でGoogleで検索しても出てきません。海外では下記のサイトで話題になっています。ここにもいくつか解決方法が載っていますので、試してみてください。

Windows Subsystem for android has no internet access even though I am connected to the internet.

本件はマイクロソフトにもフィードバック中です。

WSAでVirtWifiがインターネットにアクセスできませんの件
https://aka.ms/AAhrm0a

根本対策ができるようになったらまた書きます。

実際Windows Subsystem for Androidを動かした記事はこちらです。

ついに日本対応!! AndroidアプリがWindows 11で動く(Android Apps on Windows 11テスト版日本語対応)

木澤 朋和