連載 わが青春の8ビットパソコン 第7章 快走!!FM-7!!「7.1 内部構造は熟知していた」

第7章 快走!!FM-7!!

7.1 内部構造は熟知していた

 FM-7は相当使い込みました。メモリ空間やI/Oのアドレスと機能は完全に頭に入っていました。今でも覚えています。以下のメモリマップは何の資料も見ずに書けました。

 FM-7をリセットするときも背面のリセットスイッチは押さずにEXEC &HFE00と入力してドヤ顔をしていました。I/OはメモリマップドI/Oと言って、メモリをアクセスするとI/O(ブザーとかキーボードとか)の操作ができました。Z80系はCPUにI/O空間の定義があったのですが、6809系はI/O空間の定義がなかったんですよね。PC-8001などのZ80のプログラムを移植しようとしたときに6809にはI/O空間がない・・・どうしようと真剣に悩んだものでした。

 フリーエリアは&H100からでしたが、ディスクBASICの場合は(おそらく)ディスクのバッファとして&H100~&H2FFが割り当てられて&H300からがフリーエリアでした。

次回「7.2 ホルホル」

連載 わが青春の8ビットパソコン 目次はこちら

タイトルとURLをコピーしました