Windowsの記憶域プールは複数のディスクをひとまとめにしてくれる便利な機能です。小容量のディスクを集めて合計して一つの大容量ディスクにすることもできます。
4TBのHDDが二つあり、これらを記憶域プールにまとめて8TB(理論値などで実際は7.2TB程度)のディスクにしようと思って設定してみました。ところが一つのディスクから下記のエラーが出て記憶域プールを作成することができません。
「物理ディスクのセクターサイズが記憶域プール部サポートされていません(0x80E70004)」
どうもハードディスクの一つがおかしいようです。これは下記のように物理ディスクをリセットすればいいようです。PowerShellを開きます。Windows 11だとWin+Xキーで「ターミナル(管理者)」をクリックします。
まず、対象ディスクのFriendlyNameを確認します。下記のコマンドを打ちます。
Get-PhysicalDisk

今回の対象は”WDC WD40EFRX-68WT0N0″です。
そこで、下記のコマンドでディスクをリセットします。(すぐに終わります。)

これで記憶域プールの設定でディスクを追加するとエラーが出なります。
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Microsoft MVPを14年間連続受賞している木澤朋和です。WindowsやSurfaceをはじめとしたパソコンやデジタルガジェットに関する情報を発信しています。ポッドキャスト番組やYouTube動画配信で、Microsoft製品や技術の魅力をお伝えするコンテンツを配信中です。マイクロソフト関連の勉強会で登壇もしています。さらに、製品レビューのご依頼も随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
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