ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを見てきました(ちょっとネタバレ)

時間が空いたので(というか無理やり空けたので)ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを見てきました。

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ちょっとネタバレになるかもしれないので、気にされる方は読まない方がいいです。

新劇場版として作り直されたヱヴァンゲリヲンですが、今回は三作目Qになります。前回は、最強の使途と戦ってシンジ君が綾波レイを助けて、サードインパクトが起こってしまうというものでした。

[これ以降ネタバレ]

とりあえず、こんなストーリー。

今回は、エヴァ四号機の起動試験中に取り込まれて検体となってしまったアスカがいきなり復活して出てきます。静止衛星軌道上に閉じ込められているエヴァ初号機を捕獲するという作戦から始まります。ただ、前回の「破」からの続きがわかりません。(^_^;)無事保護されたシンジ君ですが、戻った場所はネルフ本部ではなく巨大な空飛ぶ戦艦(!?)です。シンジ君は「検体BM03」として扱われミサトさんやリツコさんもいるのですが、状況が全く変わってしまっています。さっぱり状況のつかめないシンジ君・・・。

という出だしなのですが、状況がわからないのはシンジ君だけではなく、見ている私もです。このわけのわからない状況がずっと続きます。どうやら前作から14年の月日が経っていて、ミサトさんたちはネルフではない、ネルフのエヴァを殲滅する部隊を編成しています。ヴィレでしたかね。綾波レイによってネルフ本部に戻るシンジ君。そこは廃墟になっています。そこで渚カヲル君によってようやく状況を知ることができます。14年前のサードインパクトもどきで人類がほとんど絶滅してしまって、アンチATフィールドで人類はLCLと化しインフィニティというエヴァのような巨人に人口進化して単体生物になろうとしますが、大抵は中途半端な状態となっています。まあ、そんなことがあり、みんなシンジ君の行動が引き金になってこんなことになったと言って怒っているわけですね。

いや、シンジ君一人にいろいろとやらせて恨んだ挙句に本人にまともに説明もしてあげないヴィレのクルーもどうかと思いますが…。説明してやれよ。

やがて、カヲル君がリリスに刺さっている二つの槍ロンギヌスの槍とカシウスの槍を抜けばみんな元通りと言われてシンジ君は希望を持ってカヲル君とダブルエントリーシステムのエヴァ13号機に乗る。ところがリリスに刺さっていたのは二つとも同じロンギヌスの槍でこれを抜くとフォースインパクトが発生、カヲル君は止めるがシンジ君はそれを抜いてフォースインパクトが始まる。それをヴィレのアスカとマリが止める。というところで、続く。という感じになっています。

いや、ちゃんとシンジ君に説明してやれよ。という一言に尽きますが。

セカイ系ってやつですかね。

さて、そんなストーリーの様ですが、劇場で見ている私は話についていけませんでした。帰ってきて詳しく書いていただいている方のサイトを見て「なるほどそういうことね。」という感じがしました。なんていうんですかね。最近こういう作品が多くなってきたんですよ。なんかファンタジーっぽくまとめあげいて謎でいろいろとかくして、それを観客に考えさせてあおってさらに盛り上げる。まあ、私は「エヴァ商法」と呼んでいますが。確かに面白いかもしれませんが、私のように結構ついていけない方もおおいというか、謎っぽく見せて最後まで謎は謎のままってケースが多く、「実は最後までちゃんと考えていないんじゃないの?」という感じがします。ストーリーとしてちゃんと仕上げていなくて、中途半端なままにしていないでしょうか?先日見た009も実はストーリー的に見てもそういうところがあり、結局「彼の声」ってなんだったのよ!?ということになります。宇宙戦艦ヤマト復活編もそれに近い終わり方をしていますね。

作品を見せる側としてそれをいいことにして中途半端なことをしているような気がします。いや、お好きな方から言わせるとちゃんと理由があってこれはこうで・・・という意見も言われる方も多いかもしれませんし、エヴァはそういうものだから見るなと言われる方もいるかもしれません。私は前作のエヴァンゲリオンを見た後に機動戦士ガンダム0083を見てなんともすっきりしたことか。(^_^;)いや、それが強い意志を持って作品を作られているのならばいいんです。実はヱヴァンゲリヲンはそうなのかと思います。ただそれをいいことに「じゃあ私も謎ってことにしよう」と妙なところだけ真似して中途半端な作品が出てしまうのを危惧しています。いや、私が危惧してもしょうがないんですけどね。

そういう風潮を作り出すと謎で終わって実は何も考えられずに作られたわけのわからない作品ばかりになってしまうのではないかと思っています。

きちんとわかりやすくまとめなければならない技術屋の私からは、ちょっと疑問に感じてしまいます。いや、芸術の世界なのでそれはそれでありなんでしょうけど、最後まで意思を持ってやりとげているということは必要かと思っています。ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを見ていてそんなふうに思ってしまいました。

で、続編ですか?もちろん見に行きますよ。最後までお付き合いします。

 

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