Windows Updateをしたら「インターネットアクセスなし」とかOutlookが起動しなくなったりとか困ったことになった

Windows 10を20H1(May 2020 Update)または20H2(October 2020 Update)にアップデートしたら、タスクトレイのネットワーク接続のアイコンが地球儀みたいなマークになって更に「インターネットアクセスなし」という表示になってしまいました。でも、普通にWebサイトとか見られてインターネットアクセスはできるんですよね。しかも、Outlookを起動しようとするとネットワークに接続できませんとか出てきて、Outlookが起動しない、または起動してもロインが必要ですと出てきてメールの送受信ができないという事態になることもあります。というか私がなりました。

どうもWindows 10のVer.20H1の問題のようですね。実はまだ解決できていません。

「May 2020 Update」のネットワークアイコンに問題 ~ネットに繋がっているのに接続不能と表示

理屈を言う前に(みなさんお急ぎでしょうから)対応方法を先に書きます。

    1. Windows + Rで「ファイル名を指定して実行」
    2. gpedit.mscと入力して[OK]ボタンを押す。ローカルグルーブポリシーエディタが起動します。
    3. 左ペインのツリーから[ローカルコンピューターポリシー]-[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[インターネット通信の管理]-[インターネット通信の設定]を選択します。
    4. 右ペインから「Windowsネットワーク接続状態インジケーターのアクティブなテストを無効にする」をダブルクリックします。
    5. 「有効」をクリックして[OK]ボタンをクリックします。
    6. とりあえず再起動します。

これでとりあえずインターネットアクセスなしとという表示もなくなりOutlookも起動できます。

または、レジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\NetworkConnectivityStatusIndicator」にDWORD型でNoAcviveProbeを新規追加して、値に1を設定します。

これで、インターネットアクセスなしにもならず、Outlookも正常に使えるようになりました。

どうもWindows 10のNCSIというものに起因しているようです。NCSIというのはインターネットアクセスできているかの判定をさせているものです。下記のドキュメントにもありますが、「www.msftconnecttest.com」というURLにアクセスできるかで判定をしています。

NCSI アクティブ プローブとネットワーク状態アラート

Outlookなども起動時の認証時にNCSIを判定をしていることがあり、ここで接続なしと判定されてしまうと「ネットワークに接続できません」と表示されてしまい、起動ができないまたはメールの送受信ができないということになってしまうようです。

これが起きるのは企業などでProxyサーバー経由でインターネットアクセスをしている場合になります。どうも「www.msftconnecttest.com」の名前解決ができないまたはNCSIのチェック方式がWindows 10 Ver.20H1(May 2020 Update)で変わってしまったのではないかと推定されます。いずれにしても対応パッチは出てくるはずですが、本日時点でも私が会社で遭遇したので書かせていただきました。