マクドナルドやスターバックスなどにある公衆Wi-Fiに無線LAN接続すると、自動的に各Wi-Fiサービスの認証画面が自動的に開きますよね。あれってどうしてでしょう?そしてよく見ていると一瞬「msftconnecttest.com」に接続しに行っているようです。
Windows 8以降のバージョンのWindowsでは公衆Wi-Fiのようなホットスポットサインイン情報(認証)を必要とするネットワークに接続した際に、NCSI(ネットワーク接続状態インジケータ)という機能により、コンピューターがネットワークに正常に接続されているかどうか、そしてネットワークにイントラネットまたはインターネット接続があるかどうかが判断します。(下記のリンクより)この際、Windowsは下記のような動作をします。(Windows 10の場合について書きます)
- DNSの名前解決を行うため www.msftconnecttest.com に接続する。
- HTTPクリエストで http://www.msftconnecttest.com/connecttest.txt にアクセスする
この後、各Wi-Fiサービスの認証画面に入ります。マクドナルドやスターバックスのWi-Fi接続のユーザーアカウントやパスワードの入力画面が出てきますよね。こうして公衆Wi-Fiが使えることになります。
コンピューターが企業ネットワークまたはパブリック ネットワークに接続すると、Internet Explorer または Edge ウィンドウが開きます
ではでは、安心してマクドナルドやスターバックスでドヤってください。😁
まあ、これ以前に企業内でActive Directoryに接続するときの判断の話でも似たようなこと書きましたが。
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- Microsoft MVP for Windows and Devices(Windows,Surface)
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Microsoft MVPを14年間連続受賞している木澤朋和です。WindowsやSurfaceをはじめとしたパソコンやデジタルガジェットに関する情報を発信しています。ポッドキャスト番組やYouTube動画配信で、Microsoft製品や技術の魅力をお伝えするコンテンツを配信中です。マイクロソフト関連の勉強会で登壇もしています。さらに、製品レビューのご依頼も随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
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