Windowsのファイル共有機能などで他のPCから接続しているユーザーを強制的に切断する方法です。
Windows Serverなどでサーバー上のファイルをアクセスしていることを強制的に切り離す方法です。先日、こんなことがありました。ある方がファイルサーバー上のファイルを開いたまま帰ってしまいました。そのファイルをどうしても編集しなければならず、そのユーザーまたはとりあえず今接続しているユーザーをすべて切り離そうと思いました。(まあ、小規模なサーバーなので影響が少ないこともあるのですが)かといってOSを再起動するような乱暴なことはしたくありません。
net sessionコマンドを使います。管理者権限でコマンドプロンプトを開き
net session
と入力します。今サーバーにアクセスしているユーザー(というかコンピュータ名)の一覧が出てきます。
特定のユーザー(PC)を切り離したい場合は
net session コンピュータ名 /delete
と入力します。コンピュータ名がKIZAWA-PCであれば\\KIZAWA-PCと指定すればいいです。
また、すべてのPCを切り離したい場合はコンピュータ名を指定せず
net session /delete
と入力すればすべてのユーザー(PC)が切り離されます。
まあ、あまり乱暴なことはしたくないのですが、やむを得ない時に使っています。
著者情報

- Microsoft MVP for Windows and Devices(Windows,Surface)
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Microsoft MVPを14年間連続受賞している木澤朋和です。WindowsやSurfaceをはじめとしたパソコンやデジタルガジェットに関する情報を発信しています。ポッドキャスト番組やYouTube動画配信で、Microsoft製品や技術の魅力をお伝えするコンテンツを配信中です。マイクロソフト関連の勉強会で登壇もしています。さらに、製品レビューのご依頼も随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
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