メイン自作PC(11)アップブレードの効果は(LightroomとDavinci Resolve感覚編)

メインPCものスピードもすっかり慣れてきた頃ですが、やはり速いと体感できますね。ここでは感覚的にこうだったと言うことを書いてみたいと思います。技術屋さんとしてはこういう表現は失格なんでしょうけどね。速さと言うとついCPUやグラフィックボードが挙げられますが、効果のあるものの一つにストレージがM.2 SSDになったことが挙げられます。

今回のアツプグレードの意味はここら辺のプラットフォームを一斉に上げたことがことでしょうね。今までのシステムにM.2 SSDは対応していませんし、メモリもDDR4が使えませんでした。32GBも搭載できませんでした。CPUのCore i5が普段使いではあまり変わらないのでは?とか意見はあるかと思いますが、やはり最新のものに上げる意味はすごくあると思います。

Lightroom Classic CC

では、目的の一つである写真の管理・編集をするアプリケーション AdobeのLightroom Classic CCを試してみます。カメラはOLYMPUS OM-D E-M5mkIIでRAW画像を編集して現像します。画面の解像度は1600万画素になります。

今まではどうだったかと言うと普通に編集できました。画像補正をして遅く感じることはありませんし、RAW画像の現像(JPEGファイルに書き出し)もまあまあそれなりに待ちますが、待ち時間は他のことをやっていたりするので実は気になりません。ただ、大量に撮った写真を選ぶときに画面に写真を表示させてパンパン切り替えるとこれがかなりもたつきます。沢山の写真からこれと思うものを選ぶので気持ちとしても「速くやりたい」ということがあります。ここの「速くやりたい」と「ここは待てる」と言うところも評価のポイントかもしれませんね。今までは写真を表示させて(キャッシュが効かない最初は)解像度の荒い状態で表示されて「ジワっ」と元の高解像度に切り替わると言う感じでした。それを連続させて行うと写真が切り替わらないと思うくらい待たされるのです。

では、新しいPCではどうなるかと言うと「パッと出て、ジュ!!と低解像度から高解像度に切り替わり」次の写真に切り替えても「パッと出て!!・・・」と言う感じに写真が切り替わります。これがキャッシュが効いたらもっと高速です。ここはM.2 SSDの効果もあると思います。そしてRAW画像の現像ですが、体感では倍くらいの速度で処理している感じです。枚数が少なくても今までは「ちょっと待っていた」(こんなもんだろう)だったのですが、今では「あれ?操作するの忘れていたっけ?」と思うくらいさくっと処理してしまいます。

Davinci Resolve 15

次に動画編集ソフトです。ここではBlackmagicのDavinci Resolve 15を試してみます。これは今まで遅かったんです。E-M5mkIIで撮った動画(1920x1080p、60fps(いやここまで必要かと言う話はともかく))では編集中のプレビュー動画がカクカクで音声もビロビロでとても編集できたものではありませんでした。大枠でこことここをカットしようと言うレベルの編集しかできませんでした。「このフレームから文字テロップや音声を入れよう」なんて技はとてもできません。

ではも新しいPCではどうかと言うと「普通にプレビューが再生できます」タイムラインバーを動かすとなんかフレームごとに一枚一枚めくってくれるように細かい編集もできます。これはこのPCにして最も効果が見えたところと言えるでしょうね。と言うか今までは話になりませんでした。速いです!!「なんだかヒューヒュー!!です!!」

今までのPCでは編集時のレート落としたり作業スペースを全てSSDに持ってきたりとか色々と試したのですが、限界がありました。まあ、作業エリアを最初からM.2 SSD上に持ってきたこともあるのですが、別次元の速度となりました。

アップグレードの価値あり

そりゃ、9年前のパーツからだとそうだろうと言われそうですが、そのPCを使っていても「まあまあ現状の構成でなんとかなる」と思うことが多いのです。ですが、思い切って切り替えてみると別の世界も見えてきます。ベンチマークの数字だけ見てもやはりわかりづらいところもあります。スコアが6100から8200になった!!と言っても「それがどう違うの?」と思うところもあります。実際体感してみないとわからないことの方が多いのです。

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