前回は横浜ランドマークタワーの展望フロアから写真撮影する際の注意することや小道具などをお話をさせていただきました。カメラの話は置いておいて、今回は実際に撮れる写真やわずかな時間だけに撮れる絶好のタイミングについてお話ししたいと思います。撮影は何時ころ行けばいい?というのも最後の方に書いています。
まずこちら前回の写真をはちょっと角度を変えて観覧車(コスモクロック21)や横浜ワールドポーターズを中心に撮ってみました。画面中央上に見えるのが横浜ベイブリッジです。私のレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROで12mmの広角端で撮影しています。マイクロフォーサーズですのでいわゆる35mm換算で24mmです。これより広角なレンズだともっと広い範囲でダイナミックな写真が撮れると思います。まあ、そういうレンズは高いんですけどね。この風景は横浜ランドマークタワー展望フロアのエレベータを降りてすぐの窓から見えます。
この方向に撮っています。
そして、今度は右側に移動してみます。馬車道、横浜市役所、横浜スタジアム方面です。横浜スタジアムがライトアップされているのが見えますね。ここを望遠で撮ってみるのもいいかもしれません。
この方向に撮っています。
次は横浜市内方面、富士山方面です。富士山は・・・この後のお楽しみです。
この方向に撮っています。
そして四面目は横浜駅方面です。横浜港とは違った都会の風景です。横浜ランドマークタワーからは横浜のいろいろな風景を見ることができます。
この方向に撮っています。
さて、最初の横浜港が一望できる窓に戻ってきました。ちょっと角度を左側に振ると横浜臨港パーク方面が見えます。窓の幅は広いのでいろいろな角度からの風景を楽しむことができます。写真もそれぞれ違う雰囲気のものが撮れます。
この方向に撮っています。
撮影に行く時間は何時頃がいい?
では、撮影に行くには何時ころに展望フロアに行けばいいんでしょうか?もちろん時期により日没時間が異なります。もちろん、暗くなってから撮りに行っても遅くはありません。ただ、お勧めしたいのが「日没時間の30分以上前」には展望フロアについて一通りどんな風景かを見ておくといいでしょう。5月ころだと17時30分頃ですかね。1月とかだと16時ころがいいと思います。初めての時は日没時間の一時間くらい前に行ってもいいでしょう。写真を撮り始めてもいいし、どんな夜景を撮りたいかイメージするのもいいかと思います。大丈夫、あっという間に時間は過ぎます。その日の日没時間はGoogleで「横浜みなとみらい 日没時間」で検索すると出てきます。
ブルーアワー
では、「何故日没前に?」と思われるかもしれません。それは「ブルーアワー」というとても素敵な時間があるのです。ブルーアワーとは?
ブルーアワー(英: blue hour)は、日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のことである。元々はフランス語のl’heure bleueに由来する。
ブルーアワー – Wikipedia
この空の色は、日中の明るい青(空色)や明け方・夕方の赤とは異なり、大気によるレイリー散乱だけでは説明できない。レイリー散乱のみを考慮した場合、薄明における空の色は淡緑ないし淡黄になると考えられる。実際には高層大気にオゾン層が存在しており、オゾンの吸収スペクトルのうちシャピュ帯(450nm-850nm)の影響が大きくなることで、濃い青色の光のみが空を照らすことになる。
空の明るさが室内照明や街灯などと同程度まで減衰しているため、とくに写真や映画を撮影する際に独特の雰囲気を表現できる時間帯として知られている。
とても幻想的な青の素敵な風景が見られます。
そしてこちらが私の会心の一撃!!青とオレンジの空を背景に富士山とライトアップされていく横浜市街地を撮ったものです。本当にラッキーでした。ただ、この風景が撮れるのは時間にして5~10分くらいの感じだったと思います。この写真を撮った後展望台をもう一周して戻ってきたらもう暗くなって富士山も見えなくなっていました。このタイミングのために日没時間前に余裕をもって展望フロアに行く必要があるのです。こちらの写真はA3でプリントして額に入れて部屋にかけています。(写真プリントの話もそのうちしますね。)
みなさんもぜひ挑戦してみてください。
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