マイクロソフトがbuild 2017でCustom Vision Serviceを発表しました。Cognitive Serviceの一つとして画像の識別を行うもので、Webサイトで実際に試すことができます。
いくつかの画像を登録してそれぞれの画像に「タグ」として種類や名前などの情報を加えて学習させます。そして、ある画像が何に分類されるか判定してもらうものです。
サービスのサイトです。
実際に試してみましょう。(すみません。今回はネタに走っています。)
下記サイトからログインしてください。
1.プロジェクトを作成する
New Projectをクリックしてプロジェクトを作成します。
プロジェクト名と概要を記入します。[Create Project]でプロジェクトを作成します。
2.画像を追加する
[Add Images]をクリックして画像を追加します。画像にはタグをつけます。この際、画像は最低30枚、タグは二つ以上つけてください。
[Browse local files]で画像ファイルを追加します。
ファイルを選択して、”Add some tags to this batch of images…”にタグを追加します。[Upload xx files]をクリックしてアップロードします。(画像は大人の事情によりぼかしています。)
画像がアップロードされました。
[Add images]をクリックして画像を追加します。
3.学習する
[Train]ボタンをクリックして学習します。
学習結果が出ます。Precisionが精度でRecallが分類の想定が正しい率?
4.テストしてみる
[Quick]テストでテストしてみます。
テストする画像は、ローカルにあるファイルもしくは画像のURLを指定します。(ここでは画像のURLを指定しています。)
結果です。(画像は大人の事情によりぼかしています。(^_^;))
結果は正しいようです。(^_^;)
著者情報

- Microsoft MVP for Windows and Devices(Windows,Surface)
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Microsoft MVPを14年間連続受賞している木澤朋和です。WindowsやSurfaceをはじめとしたパソコンやデジタルガジェットに関する情報を発信しています。ポッドキャスト番組やYouTube動画配信で、Microsoft製品や技術の魅力をお伝えするコンテンツを配信中です。マイクロソフト関連の勉強会で登壇もしています。さらに、製品レビューのご依頼も随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
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