2016/10/27にニューヨークで開催したマイクロソフトのハードウェアイベントでマイクロソフト初のデスクトップパソコンSurface Studioを発表しました。
Surface Studioは一体型のデスクトップPCです。AIO(All In One)PCと呼ばれるカテゴリにります。モニタサイズは28インチで解像度は4500×3000ピクセルです。A4サイズのドキュメントが横に二枚並べられます。もちろんタッチパネル対応で、10点タッチパネルにSurfaceペン対応です。モニタの厚さは12.5mmの薄型モニタです。このモニタは倒すことができます。水平面に20度また、指先一つで倒すことができます。製図をするドラフターのような感じですね。この構造はゼログラビティ・ヒンジと呼んでいます。
プロセッサは第6世代のCore i5とCore i7です。メモリは8~32GB、ストレージは1TBまたは2TBのハイブリッドトライブになります。モデルは三種類用意されます。
- CPU Core i5、メモリ8GB、ストレージ ハイブリッドドライブ 1TB、GPU nVIDIA GeForce GTX 965Mで価格は$2999
- CPU Core i7、メモリ16GB、ストレージ ハイブリッドドライブ 1TB、GPU nVIDIA GeForce GTX 965Mで価格は$3499
- CPU Core i7、メモリ32GB、ストレージ ハイブリッドドライブ 2TB、GPU nVIDIA GeForce GTX 980Mで価格は$4199
用途としてはクリエイター向けと言えるでしょう。デスクトップマシンとしてキーボードとマウスを使って文書を作成したりというより、モニタに直接図面や絵を描くことに向いています。
Surface Studioはハイエンドのクリエイター向けのPCと言えるでしょう。iMacの対抗機という言われ方をしますが、カテゴリは異なります。日本発売はまだ未定です。実機は触ってみたいです。
・・・なんかVAIO Tap 21というPCが以前ありましたが。
著者情報

- Microsoft MVP for Windows and Devices(Windows,Surface)
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Microsoft MVPを14年間連続受賞している木澤朋和です。WindowsやSurfaceをはじめとしたパソコンやデジタルガジェットに関する情報を発信しています。ポッドキャスト番組やYouTube動画配信で、Microsoft製品や技術の魅力をお伝えするコンテンツを配信中です。マイクロソフト関連の勉強会で登壇もしています。さらに、製品レビューのご依頼も随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
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