先日資格試験でITIL V3 Foundationを受験してきました。なんとか合格しました。
ITILというのはInformation Technology Infrastructure Libraryの略でITサービスのマネージメントなどについてのベストプラクティス(成功事例)をまとめたドキュメント群です。ITサービスの導入戦略から設計・移行・運用・継続管理などについてあるべき姿がまとめられています。現在はV2とV3という二つのバージョンがあります。この認定資格を今回受験しました。まあ、IT系資格によくある話でこの資格を持っていないと何かができないというものではないんです。目的はこの内容を理解して効率的なITサービスの提供をできるようにしようとというものです。ISOと同じで本当に必要かどうかという議論はあるんでしょうけど、今回については私が仕事をしていく上でガイドラインという感じで参考になるもので勉強してよかったと思います。
私が受験したのはV3という資格です。V3はV2の問題点を見直して、導入の戦略から広範囲にわたって定義しているものです。先々V2はなくなるだろうすし、より広範囲の知識は持っておくべきだという考えと、V3の方が整理されていてわかりやすいとのことでV3を受験しました。
実際勉強してみたのですが、今まで自分が仕事でしてきたことやこうすべきだったと思うこと、そしてこれからどう進めていくか理想的にはこうであると思っていることとITIL V3が大筋あっており、これからの仕事を考える上でいい勉強になったと思います。逆に試験勉強を進めていくとでは自分の仕事はどうしようかなど仕事のことを考えてしまい、勉強にならなかったということもありましたが。
試験は60分で40問。正答率65%で合格になります。単なる暗記物ではなく、ITIL V3の意味するものなど本当に理解していないと正解できません。実際試験を受けてみて、こりゃわかっていないと受からないなと思いました。
結果はなんとか合格。IT系の試験は試験が終わった瞬間に結果がわかるのでうれしいやら怖いやらですね。
具体的な試験内容そのものについては書いてはいけないと思うのでここでは書きませんが、よく理解さえしていれば合格できる資格です。
何にしても久々にまじめに勉強して試験に合格できたのでよかったと思っています。もっとも、試験に合格すること自体は目的ではなくこれをどう生かしていくかということにかかっていると思っています。
・・・って今回はまじめに書いちゃったな。(^_^;)
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