かつては「秋葉原の貴公子」と呼ばれた私にも問題があることがわかりました。それは「いびきがうるさい」とのことです。私自身いびきをかいているのを聞いたことがありません。いや、目が覚める微妙なタイミングで聞いたことはありますが。ただ、聞かされる方は大問題です。この場合、奥様なんですが。
そこで原因を探して対策を練ることとしました。まず、いびきは大きく分けて二つのパターンがあります。鼻が原因であることと喉が原因である場合です。私の場合はどうかと思い、ちょっとシミュレーションして擬似的にいびきをかいてみました。私は鼻は悪くないのと、明らかに喉からいびきのようなサウンドを発生させることができるので喉に要因があると考えます。寝るときに上を向いて喉の力を抜くので喉の肉が呼吸によって振動しいびきとなるわけです。確かに、体重はかなり前から減ったとはいえ太っているので喉の無駄な肉が影響していることは確かです。対策としては下記の方法があげられます。
1.横向きに寝る
奥様曰く横向きになって寝ているときはいびきはかいていないとのことです。つまり、睡眠中に力が抜けた喉の肉が気道に被さって音を出していることが確かなようです。横向きになることにより、喉の肉が気道をふさぐことがなくなります。よって横向きになって寝ることが解決策となります。ただし、普通は私は横向きには寝ない質です。強制的に横向きにさせる「いびき防止枕」というのがあります。中央部分が盛り上がっていて自然と頭が横向きになるというものです。でも、頭が盛り上がっている中央部分ではなく左右の低い部分に置いてしまえばそのまま上を向いて寝てしまいます。これはあまり意味がなさそうです。しかもこの枕は1万5千円もします。ハードティスクで言えば250GB買ってもお釣りがきます。無駄な投資はしたくありません。
そこで擬似的に「いびき防止枕」を作ってみました。開発に当たってはアナハイムエレクトロニクスとモルゲンレーテの全面的な協力をいただきました。タオルを丸めてそれを縦にして枕の中央に置きます。その上にタオルを引いてできあがりです。作ったものは完璧でした。これでIntel InsideとかSONYとか書いてあったら完璧すぎます。
早速寝てみると確かに強制的に頭が横向きになります。これならOKと思ったのですが、慣れない姿勢になった為に首が痛くなってしまいました。しかも、丸めたタオルがずれて朝になるとどこかに行ってしまうので、あまり意味がありません。そもそも横向きに強制的にさせる行為そのものが首に負担をかけてしまい、これはつらいのでやめました。よって、「いびき防止枕」はやめます。
2.気道を確保する
今使っている枕に着目しました。今の枕は結構高さが高いんです。結果的に首を下から押し上げているかたちとなり、気道を塞いでいるのではないかと考えます。擬似的にいびきをかいてみたとき、首を前に曲げたときより、首を後ろに上げた(??)場合はいびきの音がしません。低い枕または首元が高くなり頭が沈むような枕にすれば十分な気道が確保できそうです。また、姿勢もよくなりこれはこれで良さそうです。
3.喉の無駄な肉を切除する。
そもそも原因となっている喉の無駄な肉を手術で切り取ってしまうものです。レーザーカッターで喉の肉を切除してしまいます。これは力業のようですが、ある意味確実な方法のような気がします。但し、本来ある肉を切除してしまって他に影響がないか心配です。声が変わったり、出なくなったりしたら(^_^;)と思うとかなり怖いです。専門家に言わせればそんなことはないと言われそうですが、不安なものは不安です。手術なのでお金もかかるし、会社を休んでいる時間もないし、なにより奥様は手術は大反対なのでこの方法もやめました。
今のところこれ以外の方法は見つかっていません。毎日舌の運動をして舌の付け根の筋肉を鍛えて、喉の肉が気道を塞がないようにする方法もあるようですが。
ということから上記2の方法で睡眠時に十分な気道を確保する方法をとることとしました。さらにこれを裏付ける事実が・・・。
続く。
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