東証のシステム停止に思う

まあ、ミスって言うのは誰に出もあるもので、ただそれを何度も繰り返す人、すぐにリカバリーできる人とで周りの人の評価も自分自身の苦労(特に精神的な)も違いが出てきます。私の会社でも大問題であり、最近は品質向上と称していわゆるミスがあると原因を書いて是正処置を書いて効果をチェックしてと、どこぞの日勤教育よりははるかに増しですが、気分的にはそんな気分になってきます。しかも、そのミスのレベルが低いこと(^_^;)
今週は他にも(むしろこっちがでかい)いろいろとあって、さすがにデュランダル議長にディスティニープランを実行してもらって私の適職を斡旋してください、って気になりました。(少なくとも私は技術屋じゃないな?)まあ、「30代の自分探し」はやめておきましょう。(^_^;)
 でも、私が抱えているレベルの問題じゃないなというのが、11月1日の東京証券取引所のシステム全面停止のお話です。東証さんも富士通さんも大変なことでしょう。当初、ソフトウェアの不具合として月またがりの処理で障害が発生したと言われていました。私でも証券取引所のシステムなんて相当な検査の元動いていると思っていたので、月またがり・年またがりの処理のチェックくらいはやっているだろうと思っていました。(まあ、人のことはどうとでも言えるんですが。)でも、こちら

東証システム障害の真相、富士通の指示ミスでプログラムが呼び出し不能に
 東京証券取引所の株式売買システムの障害により、11月1日午前中の取引が全面停止した件で、東証は11月7日に記者会見を開き、原因を発表した。障害を引き起こした主因は、売買システムの開発・保守を担当する富士通が10月13日に作成した、作業指示書に記載漏れがあったことである。

の記事を見ると、そういう問題ではなくもっとシステム的な話で原因とされているのは連絡ミスというか作業指示書の記載漏れというところに問題があったようですね。私は、人ごとなんだけど人ごとじゃないこの内容にまたまたガクーンときてしまいました。おそらくここまで特定されると犯人とされる方は一人から数名なんでしょうね。この方達の立場になって考えると本人達の能力的な問題がまず問いただされるんでしょうけど、別の見方をすれば不運としか言いようがありません。もちろん、管理者も入れるともっと多くの方になると思いますが。

 これだけではありません。いろいろなトラブルを見ていると「実は人間ができることの能力をはるかに上回ろうかとしているんじゃないか」と思ってしまいます。

 何にしても辛いよなぁ。この業界。オチはありません。今日のところはそっとしておいてください。(^_^;)

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