いやー、小林よしのり先生のファンなんですが、先日読ませていただいた「目の玉日記」はなかなか読み応えのあるものでした。
小林よしのり先生は白内障という目の病気にかかり、その闘病生活について書かれたものです。人間健康が当たり前であると思ってしまい、
いざ何かあると普通の状態のありがたさがわかるものです。私は健康そのもので6月の人間ドックでも肥満もなく医者に「100点満点」
と言わせたものですが、機械の体ではない100%生身の私にも問題が起きてしまいました。
2006/8/8の夜のことでした。風呂に入る前に、なんか右の耳に水が入ったようなボワーッとした感覚があります。「あれ?
風呂に入った後ならいざ知らず。耳に水が入るなんて事ないのになぁ。」と思って風呂に入りました。
風呂から出ても右の耳がボワーッとしたままです。わざと右の耳の中に水を入れて出してしまう事でもすれば良かったかなと思っていました。
良くあるじゃないですか、プールに入った後ボワーッっとしていたら、耳の中から体温で暖められた暖かい水がドローッて出てくること。
あれを期待していたのですが、その日は「朝になれば直っているだろ。それよりCore2Duoどうしようかな・・・。」
と思って寝てしまいました。
翌朝(8/9っていうか今日)、目が覚めたらというか何とも言えない不快感で目が覚めました。耳のボワーッがまだ続いている、
右だけじゃなくて左もです。というかこれっていわゆるひとつの耳鳴りってやつじゃないでしょうか。
奥様兼最高経営責任者がクローゼットのドアをスライドさせる音、タンスから衣類を出して閉める音すべてがボーンと耳に響いてきます。
なんか些細な音でも増幅されて耳に入ってくるようです。「ほっときゃ直るだろ。それよりCore2Duoのマザーボードどうしようかな。」
と思って奥様兼最高経営責任者にも症状を伝えず会社に行ってしまいました。バスの中でもなんか耳鳴りは続きます。
耳鳴りというよりはすべてのノイズを拾ってしまっているようです。エンジンの音から耳に響きます。
会社に着いて、事務所に入ります。事務所と言ってもそろそろ広いフロアなんですが。
自分の席に着くなり激しい耳鳴りと圧迫感が襲います。空調の音が頭の中で鳴り続けているようです。
さらに耳に外から圧力がかけられているよう感じもします。ボワーッって感じの音に・・・音ではなく脳がそう感じ取っているんでしょう、
人の歩く音まで克明に聞こえてきます。ものすごい聴力が働いているようにも感じます。そこへ伊原さんが出社してきます。
何か話しかけているのですが、非常に聞きづらい。確かに言葉としては耳に入ってくるのですが、
その他のノイズが気になって話として理解する余裕が無く会話ができないんです。
「これはまずい。医者に行こう。」と思った私は、会社のパソコンでGoogleを使って「大船 耳鼻科」を検索します。
大船の駅前に2件の耳鼻科がありました。より駅に近いことと診療時間が明確に書いてあったこともありK耳鼻咽喉科に行くことにしました。
いや、2〜3日すれば直るような気はしたのですが、今までこんな事になったこともなく、
素人判断でもしかしたら直らなくなったらどうしようかと思ったんです。(後で思えばこの判断は的確でした。)朝一に会議があったのですが、
もういるだけで精一杯です。会議終了後に課長に事情を話して、午後半休を取らせてもらうこととしました。
この直後の部課長会議で私の病状(??)を話してくれたらしく午前中には課長以上には知れ渡りみなさんに心配していただいたようですが。
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