突然!?突発性難聴 Part2

つづきです。

会社で昼飯を食べて会社を出ます。建物から出た外にとたんに、圧迫感はなくなりました。「あれっ!?
帰ろうとしたとたんに直っちゃったたのか?ひょっとして会社イヤイヤ病?」と思いつつ、
ここでおめおめと事務所に戻るわけにも行かず帰ることとします。でも、若干耳鳴りはします。何もなければそれでいいでしょう。
耳鼻科には行くこととします。バスや電車の中でも耳鳴りはしたのでやはり行くべきでしょう。

耳鼻科は大船駅前ですぐのところにあります。もし通院となれば便利です。入ったらやはり圧迫された空間なのか、耳鳴りが復活します。
初診なので保険証を出して問診票を書きます。しばらくDOS/V PowerReportを読みながら「で、どうするかなCore2Duo」
と待ちます。しばらくして呼ばれました。

先生に症状を伝えます。「どんな音がする」→「空調機のようなボワーッとした音です。
すべてのノイズを拾ってしまっているような感じがします。」「他人の声は聞こえるか」→「はい。聞こえます。
(っつーか聞こえているから会話が成立しているんだろというつっこみはともかく)」「自分の声は響くか」→「いえ、普通に聞こえます。」・・
・と問診は続きます。耳を直接見てもらいます。「鼓膜は破れていないようだな。検査するからちょっと待ってて」と言われて待ちます。
そうでしょう。両耳なので耳そのものより、この制御系に問題があるとは思っていました。

検査室に通されます。RIONというメーカーの検査装置があります。
RIONってリオネット補聴器を作っているメーカーなんですね。ここでインピーダンスオージメーター
RS-33
という装置で耳の測定を行います。圧力なんかを見ているようです。
続いて個室に入ってヘッドホンをして音が鳴ったらボタンを押すという聴覚試験を行います。人間ドックでやっているものと同じものです。でも、
どうも音が聞きづらいというかタイミング的に音を出しているようなんだけどなかなか音が聞こえてこない。
これはスコア悪いぞと思っていました。

診断室に戻って先生が結果を見ます。「あ〜聴力が落ちているね。普通は10dB程度がいいんだけど50〜60dBだ。」と言います。
「人間ドックで同じようなのをやって全く問題なかったんですけど。」「それはいつだ」「6月です。」「そのときは良かったんだ。」(はぁ!?
そりゃそうだろうけどさ。)先生は続けます。「これねー聴力が突然落ちているんだよ。突発性難聴ってやつで詳しい原因はわからないんだが、
聴覚の神経がおかしくなっている病気なんだ。」「えーっ、難聴なんですか。」「いつからこうなった?」→「昨日の夜です。」
「その時のことを覚えているか」→「はい。風呂に入る前に、何か耳の中に水が入っているような感じがして」
先生はなるほどという顔をしています。後で調べたわかったのですが、
この病気は突然発生するもので患者はそのときのことを克明に覚えていることが多いそうです。つまり、「いつの間にかこうなった」
ということではないとのことです。先生は言います。「大丈夫。直るよ。薬を飲んで神経の治療をする。それと鼓膜のマッサージもやる。
でもねー。昨日発症して今日来てくれて良かったよ。
あと一週間遅かったら入院することになって、非常に直りづらい状況になるところだった。
」いやー、
大事を取って医者に来て良かった。そしてそして、「まあ、疲労とかストレスからくることがあるな。」「えっ、疲労とかストレスですか!!」おい!!会社のみんな聞いたか!!
原因はストレスだっ!!ってことは原因はあれだあれ!!(*
あくまでも原因の一つですが。)

次に、耳に空気穴のあるケーブルを当てて、鼻の中に細い管をズルズルッと入れていきます。うわー、
気持ち悪いんだか気持ちいいんだか。鼻の中から耳に対して空気を送り込むんです。気道のテストをしたようで、
こちらは問題ないとのことでした。

鼓膜のマッサージということで、耳に定期的に風圧を与えます。そして、4種類も薬をもらってきました。
この薬の型番から何の薬か調べてみました。ビタミンB12の補充、ホルモンの補充、血管拡張、血液循環を良くするもののようです。どれも、
メニエール症候群なんかに適用する薬のようで、効果があるまでは続けて飲まなければいけないようです。
これは通院もさぼらないようにしましょう。

早々簡単に治る病気ではないようで、今も状況は変わりません。根気よく直していくしかないですね。

つづく

※ 本文書は私の経験を書いているだけです。病状・治療方法など個人個人差があるわけで、
ここに書かれている内容が他の方に適用できるとは限りません。内容については一切の責任を持ちませんのでご了承ください。
もし同様の症状がある方は自分で判断せず、早めに医師に相談することを強くおすすめします。

コメント

  1. […] つづく […]

タイトルとURLをコピーしました