ちょっと書籍のお話をさせていただきます。私も.NET Frameworkを使ってプログラムを組むのですが、深く知っているわけではなく何かトラブルがあるとお手上げになることがよくあります。.NET Frameworkというのはとても便利な反面ブラックボックス的に使うと思わぬところではまり込むことがあります。
どこかでキチンと知識を持っておかなければならないと思っていました。と言っても膨大なMSDNのドキュメントはどこから見ていいやらという感じを受けていました。本屋さんで「ブログミング .NET Framework 第4版」という「分厚い本」を見つけました。これは.NET Frameworkについて細かい基本的なところから詳しく書いてあります。変数の型の扱いからスレッド処理、ガベージコレクションなどなど気になるけどなんとなくしかわかっていない内容が載っています。これは何としても入手して勉強するしかないと思っていますが、なんと価格が7800円(税込8190円)!!いやいや、でもこれは持って身に着けなければならない内容の本だろうということで入手しました。
この本の読み方としては、頭から読むのではなく自分の知りたいところから読むのがいいようです。1000ページ弱のボリュームですからね。2013年10月26日に、日本マイクロソフト品川本社で行われた第94回codeseek&第34回日本C#ユーザー会 勉強会の「プログラミング .NET Framework 第4版 座談会」でお話を聞いてきました。初心者の方は、第三部「主要な型」の第14章「文字と文字列とテキスト操作」と第四部「CLRと中核機能」の第20章「例外とステート処理」をじっくりと読むのがお勧めだそうです。逆に第一部のCLRの基礎はかなり突っ込んで書いてあり初心者は面食らうかもとのことです。私は第二部の「型の設計」あたりの第4章「型の基礎」あたりから食い入るように読んでしまいましたね。
ここまで深く知らなくてもプログラミングはできます。でも、.NET Frameworkとは何なのかということを知っていれば、より品質の高いプログラムをよく早く開発できるのではないかと思います。いろいろと読んでいてこれは本腰入れて勉強しなければならないなと深く思いました。こりゃ、C#の本も買って勉強しなければならないなといけませんね。
分厚くて電車の中で読めないという方も日経BPから電子版も出ているようです。個人的にはこういうのは紙の書籍でじっくりページを送って読むがいいのかなと思いますが。とにかく高い本で私が理解をするにはまだまだ勉強しなければならないのですが、まずは持っていて身に着けなければならない内容の本だと思います。すべての.NET Frameworkを使う技術者の皆さんにお勧めしたい本です。がんばるぞー
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