キーボードの配置を変える

先日キーボードを9年ぶりに変えたお話をしました。なかなか快適なキーボードなのですが問題がないわけではありません。それは私の手が覚えたキーボードの感覚です。
今までミネベアのキーボードを使っていて、会社でも同じタイプのキーボードを使っています。おそらく9年間ずっと同じキーボードを叩き続けていることになります。となるとキーボードの微妙なサイズの違いがタイピングに影響してきます。普通の文字入力には慣れてきたのですが、漢字入力するモード変換で違いが出てきます。
 私はカナ入力派で、カナを打つときには[Alt]+[半角/全角]キーを押します。実際のところ[半角/全角]キーでいいんですけど。最初はこの二つのキーを同時に押していたもので、手が慣れてしまっています。
 ところが、FILCOの新しいキーボードにしたら今まで[Alt]キーを押していた位置に[無変換]キーが微妙な位置で存在し、[Alt]キーを押す前に[無変換]キーを押してしまうんです。となると無変換固定モードとかになってしまい、改めてモード変更をする必要があります。
 ノートパソコンを使っているときはIME Startというソフトを使って[変換]キーを押すだけで、漢字入力モードになるようにしていました。フルキーボードでも同様にしようかと思って、その前にフリーソフトなどを見てみることとしました。すると、キー配列を変更するソフトがあるじゃないですか。説明を読むと「キーを無効にすることもできる。」とあります。だったら、使うことのない[無変換]キーを無効にしてしまえばいいと思って、このソフトをダウンロードして使ってみることとしました。Change Keyというソフトです。窓の杜に紹介記事が出ています。作者のSatoshiさんのホームページはこちらです。
 これは常駐してキー入力を変更させるものではなく、Windowsのレジストリのキーのマッピング情報を書き換えてしまうものです。ですから、書き換えて再起動すればソフトを常駐させることなくキーの配置を変更することができます。早速、[無変換]キーを無効にしてみました。あー、いいですね。誤入力というか文字入力のモード切替がまともにできるようになりました。どうせ間違えて押すことがあるのならと[無変換]キーを[Alt]キーにマッピングしました。ついでに使うことのないWindowsキーやメニューキーの設定も変更します。
 これでかなりキーが打ちやすくなりましたね。おすすめのソフトです。

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