激痛!!尿管結石(1)

今日久々に会社を休んでしまいました。仕事がどんとあるので洒落になっていない状況なんですが・・・。
昨日の夕方からなんか下腹が痛いという事象に見舞われました。なんか腰も痛い気がする。ということで早めに帰ってきました。
家では風呂に入ったら楽になってきてこりゃ腰痛みたいなものかなと思って寝てしまったんです、朝になれば直っているだろうと・・・
そりゃもうバイキンマンに顔をやられたアンパンマンにジャムおじさんが新しい顔を用意してくれるかのごとく直ると思っていました。
「元気128倍!!」ってね。

ところが翌朝5時目が覚めるとまだ痛いんです。横っ腹ってところですかね。「あー、まいったなぁ。
今日は昨日の夕方みたいに一日腰が痛いのかなぁ・・・」と思って起きようとします。「それにしても痛いなぁ」と思っているとどんどん痛みが増してきます。というか目が覚めることによって自覚してきたんでしょう。腰に激痛が走ります。
いや腰なのかなんか腹の中も痛い気がします。左脇腹から下がだるいように痛いんです。腰痛のような痛みではないかもしれません。
今まで生きていて一番の激痛です。「くーっ、こりゃ左脇腹のパーツ交換だっ!!」って気になってきます。
とても会社に行って仕事なんかできる状況ではありません。というかこの部屋から出られるのか?って感じです。
ここで今日やっておかなければならない仕事があったのですが、仕方なく休むことにします。
ちょうど前日風邪引きの芝居(??)をしていた伊原さんに「風邪くらいで休むんじゃない!!俺だったら這ってでもくるね!!」とそりゃもう「打ち込め魂仕事の上に!!」って大演説をしていたのですが、まあいつも言っていることだし伊原さんも覚えていないだろう、ままいいや。
(^_^;)ってことで会社を休むことにします。通例ですとここで直ってしまいそうですが、激痛は続きます。いや本当に痛いんですよ。
医者は9時頃から始まります。それまで3時間どうするか?医者の開店時間に直るわけではありません。「救急車を呼ぶか」と本気で思います。
でも、救急車がきたらご近所の皆さんの注目を浴びてしまうし、実は大したことないかもしれないし、非常に悩みましたが、その時は腰痛だと思っていたので「腰痛くらいじゃ呼べんだろ」と救急車はやめます。(同様の症状でここで救急車を呼ぶ方は結構いるそうです。)悩んでのたうち回っている間に8時過ぎました。奥様に近所の整形外科を教えてもらいます。(まだ腰痛だと思っていたんです。)

電話したら8時半から受付しているというのでかなりの労力を使って着替えて顔を洗って自転車で出かけます。
途中8時半前に会社に電話します。課長さんは取り込み中だったので電話に出た方に「具合が悪い」と用件だけ伝えます。
整形外科はもちろん一番乗りです。9時前だったと思いますが、診察が始まりました。
症状を話して診てもらうと整形外科的には何も問題がないようなんです。レントゲン写真を撮っても骨に異常はありません。先生も「うーん」と悩みます。私は辛くて貧血気味でもう何とかして欲しい気持ちです。
「私のrootのパスワード教えるからtelnetでログインして診てくださいよぉ。」という心境です。「これは内科かもしれないよ」とのことでした。逆に問題が切り分けできたのでよかったです。そういう意味では整形外科の先生には感謝です。
近所の内科の医者を教えてくれました。整形外科を出て上長に事情を連絡します。しばらくして伊原さんからなんともふざけたメールが届きます。
ううっ、俺が死にそうなときに。

なんとか内科にたどり着きました。もう痛くて限界です。受付で保険証を出したら問診票を書かされます。
書いていたら手首がしびれてきて意識がもうろうとしてきます・・・。やっと待合い席のシートに座ります。
状況は最悪で息は苦しいし貧血のような気がするし脇腹には激痛が走ったままです。呼ばれるまで30~40分と言われて気が遠くなります。
(実際は1時間かかった)うずくまっているうちにちょっと眠くなってきてウトウトとしていました。
ふと気がつくと痛みはほとんどなくなっています。「あれ?これから診てもらうのにあの激痛は・・・」
と思って待合室のBS1を見ながら待ちます。しばらくして呼ばれました。先生に症状とこれまでの経緯を話します。
整形外科の先生もよく知っておられるようでした。「・・・で、あの・・・今痛みがほとんどなくなっちゃったんですけど・・・」と言うと先生はなんかああやっぱりね、という感じで頷きます。でも、おなかを押したり超音波エコーで調べてくれたりします。
住宅街の中にある小さい医者なのに超音波エコーがあるとは・・・しかもレントゲン設備まで・・・。「尿管結石か大腸xxxxかyyyyだな」と言います。(xxxxとyyyyは忘れてしまいました。)次に尿検査です。採集して出すと先生は看護婦さんに「血液見て・・・赤血球と・・・」と指示を出します。看護婦さんは「血尿はもう目視でわかりますね」とか言っています。尿に血??なんなんだ??腰痛とか腹痛ではないのか?検査の結果「尿管結石」とのことでした。つまり腎臓から”石”が出てきてこれが尿路に入るというものでその際激痛が走るとのことでした。なるほど納得しました。尿路に傷がつくので尿に血が出るんです。
原因がわかったらなんだかホッとしました。そうしたら「今、紹介状書くから」とちょっと離れた総合病院を案内してくれました。
私の娘が生まれた病院です。「ええと、午前の受付締め切りが11時だから(そのとき10:50)FAXが紹介状送るからすぐに行って。」
と言われます。激痛も走らないのでいったん自宅に帰ってすぐに車で総合病院に行きました。

総合病院の総合受付でなんかFAXは届いているけど手続きがどうのこうのとやり始めました「どうでもいいから何とかしてくれ」と思っているところやっと診察券が発行されて泌尿器科へ行きます。レントゲン写真と採尿してこいと言います。ええっ、また尿検査?もう出ないよ(^_^;)「あのー、さっきの病院で尿検査して今出るかどうか・・・」と言い訳すると「時間がかかってもいいから出してくれ(;_;)」とのことでしたが心配したほどでもなく採尿できました。またまた待たされます。
待たされることはわかっていたのでパソコン雑誌を持って行ったのでそれを読んで待っています。
するとまたまた脇腹がじわじわと痛くなってきました。もう雑誌を読んでいる場合ではありません。それからすぐに呼ばれました。

こちらの先生曰く「前の病院と同じこと言うと思いますが、尿管結石です。4mmの石がありますね。
通常9mm以上だと処置するんですが、この大きさだと自然に出てくるのを待つのがいいでしょう。それまでの痛み止めを出します。」ああ、特に処置しないで痛み止めでしのぐんですね。大きいといろいろな方法で石を砕いたりするようです。こんな石ころνガンダムで・・・以下略。
まずそうなった原因を聞いてみました。まず、この石というのは蓚酸カルシウムであるケースが多いとのことです。主な原因は二つ「水分不足」「蓚酸(しゅうさん)カルシウムの元となる食物の接収しすぎ」とのことです。蓚酸カルシウムの元となるのが「ほうれん草、トマト、タケノコ、セロリ、コーヒー、ココア、チョコレート、ピーナッツ・・・」などですが、コーヒーとココアは飲みますがそんなに大量に飲んだりしません。
先生にも偏った食事とか不摂生とか飲み過ぎとか言われましたが、奥様の作る食生活にそんなことはあり得ませんし、お酒も滅多に飲まないしどちらかというと好きではありません。と話すと、じゃあ水分不足だと言われました。
いろいろと調べると直す方法の一つに水分の大量摂取とあり一日2リットル水を飲んだ方がいいと言われています。
水で尿を出して石を出してしまうのがいいようです。早速実践します。
痛み止めを二週間分もらって二週間後に石が出たか確認するために病院に行きます。

今のところ激痛は来なくなりましたが、その後も痛みは再発します。明日の朝はわかりません。まだ余談を許せない状況です。というか、石が出てくるまでこの状況を痛み止めで止めるというもののようで、これまた痛み止めが効いているんだかわかりません。
憂鬱な日々が続きそうです。

で、「石」ってどんな石だ。と思って検索してみたらこんな感じです
なんか愕然としました。

追ってレポートします。

 

コメント

  1. […] 最初から読みたい方はこちら […]

  2. […] 激痛の物語も今回が最終回になってしまいました。今までのお話はこちらからどうぞ。 […]

  3. […] って何が申し訳ないって、またやってきたんです。”石”が。(生成したのは私の体自身なんだが)再び尿管結石になってしまいました。前回はそりゃもう大変でしたが、今回も大変でした。 […]

  4. […] 最初から読みたい方はこちら […]

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