七号機のメモリを増設して5GBになったのでOSで使われていない領域をRAMディスクに割り当ててみます。
こちらのサイトを参考にさせていただきました
http://d.hatena.ne.jp/tie_gm/20080511/1210529515
おかげさまで簡単に設定できました。メモリ使用量ですが、RAMディスクを適用するとメインメモリも消費されているようです。具体的な数値の詳細は調べていませんが、どうも4GB以内のOSが認識できない768MB以上をRAMディスク領域に設定するとその分メインメモリが消費されているように見えます。本来ならばあと1GB余裕があるはずなんですが。これについては調査要ですね。
速度測定をしました。
かなり高速ですね。むかし16ビットマシンでRAMディスクを使ったときのことを思い出します。私の所有機ではなかったのですが、PC-9801にEMS対応の32MBの”大容量”メモリを搭載してこれをRAMディスクにしてATOKの辞書を放りこんで使用すると「すげーフロッピーと速度は全然違う!」と感激したのを覚えています。・・・話はそれましたが、RAID0のハードディスクでシーケンシャルリードが115MB/sという状況ですからその速さもわかります。ただ、この測定値にはばらつきがあるようで、最初測定したときはシーケンシャルリードが3486MB/s、ランダムリード(512k)が2963MB/s、ランダムリード(4k)が114.9MB/sと上記の結果よりも高速でした。
では、これをWebブラウザのテンポラリなんかに使おうかなと思った矢先に問題が発生しました。WindowsVistaのスリープ/休止状態に完全に移行できないんです。通常私はハイブリッドスリープを使って席を離れるときはスリープ、長時間離れるときは大本のACの電源を落としています。(ブレーカーみたいなものですね。)ここは電源ボタンを押しているわけですが、電源ボタンを押すとOSはスリープ状態に入ったように見えるのですが、ケース内ファン(CPUファンかも)が回ったままになっているんです。試しにAC電源を落として再度起動させるとWindowsが正常に終了する前に電源を落とされたことになっていました。RAMディスクのドライバを外すとこの現象はなくなりますから、RAMディスクが原因でしょう。
スリープ状態に移行するのを検出してRAMディスクの内容を保存したりする試みもあるようですから、回避はできないのかなと思っています。追って調べてみたいと思います。
ということでこれでは私のお気に入りのハイブリッドスリープも使えないので、RAMディスクはお預けとします。
コメント