いやいや、凄いことなりました。オレオレ詐欺もどき事件が私の身に起こってしまいました。
今日の午前10時のことです。私は会社にいていつものように嫌々仕事をしていました。(おいおい(^_^;))すると私の携帯が鳴ります。しかもいつもと着信メロディーが違います。身内からの着信メロディーです。見ると親父からの電話でした。
電話に出ると親父が「お前交通事故起こしたか?」といきなり言います。「んなわけねーでしょ。会社で嫌々仕事しているところだよ。」と言うと「そうかそうか。やっぱり。」と言います。ちょっと待ってから事の経緯を聞きました。
こういうことです。
私の実家に電話がありました。電話は割と落ち着いた感じの年配の方からだったそうです。最初に電話をとったのは私の母でした。相手の方は交通安全協会の者と名乗って「息子さんが交通事故を起こしました。」と言ってきたそうです。なんか怪しいと思った母は親父に電話を替わりました。するとこんな事を言ってきました。
電話をかけてきた方をXとしましょう。(訪問者Xではありません。)
X:息子さんが車に乗って交通事故を起こしました。
親父:怪我をしているのか?
X:息子さんは膝に擦り傷程度です。
親父:(車に乗っていて膝に擦り傷だぁ?)相手は?
X:相手の運転された方も体に擦り傷程度なんですが・・・
問題は相手の奥様でして。妊娠されていて事故の
ショックで気絶して病院に運ばれて今大騒ぎなんです。
親父:(すっげー怪しい。これは詐欺師だ。間違いない!!)
息子は車で出ていない。事故はどこで起きた。
X:横浜です。
親父:横浜のどこだ!!
X:・・・横浜駅の近くです。息子さんが無理な車線変更をして、
相手の車に追突したんです。最後までお話しがあるから
聞いてください。
息子さんはこのままですと、刑務所に六ヶ月間拘留されて
しまいます。相手の方と示談を・・・
その間に親父は母に携帯電話で私に電話するように指示して話を引き延ばします。
電話を切らずにそこで親父は私と話をしてから
親父:今息子の携帯電話に電話した。息子は会社にいるぞ。
X:(ガチャッ)
とXは電話を切ってしまったそうな。(ナレーションは市川悦子さん)
うーん、しかし六ヶ月間拘留って、そんなことになったら会社行かなくていいことになっちゃうじゃないか。(^_^;)じゃなくて(^_^;)刑が簡単に確定するのか。(^_^;)
というわけで、最近の流行りの詐欺の一つのようです。こちらのお話しのように、もっと巧妙な手口のある方もいて怖いものです。普段はこういう話には引っかからないものですが、人間当事者となるとどうなるかわかりませんからね。
いやいや、こうやってお金をだまし取るしか生きることができない人がいるってのは悲しい世の中ですね。
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