はじめてのAzure Sphere (6) マイコンボードでLチカしてみる

いよいよAzure Sphere開発マイコンボード(MT3620)で「Lチカ」してみましょう。Azure Sphere SDKで提供されている「Blink Sample」をマイコンボードで動かします。開発用マイコンボードには四つのLEDと二つのスイッチ(A,B)が付いています。(リセットスイッチもありますが)

サンプルプログラムは、起動するとLEDの一つが点滅します。スイッチAを押すと点滅の速度が変わります。スイッチを押すたびに三段階の速度が変わります。

マイコンボードをデバッグモードにする

マイコンボードをデバッグモードにします。デバッグモードにするとWi-FiによるOSのアップデートを行いません。また、プログラムをロードするためにはデバッグモードにする必要があります。

Azure Sphere Developer Command Prompt Previewで「azsphere device pre-debug」と入力します。


Visual Studio 2017でプロジェクトを作成する

  1. Visual Studio 2017を起動します。
  2. メニューから[ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]を選択します。
  3. 新しいプロジェクトで[Visual C++]-[クロスプラットフォーム]-[Azure Sphere]を選択して、「Blink Sample for MT3620 RDB (Azure Sphere)」を選択します。[OK]ボタンをクリックします。


プログラムを実行する

  1. メニューから、[デバッグ]-[デバッグの開始]を選択。またはF5キーを押します。


  2. Azure Sphere開発ボードでLEDの点滅が始まります!!


とりあえず、入門編終了です!!ありがとうございました。

いままでの連載はこちらをご覧ください。
はじめてのAzure Sphere (1) Azure Sphereのボードを買う!!
はじめてのAzure Sphere (2) Visual Studio 2017とAzure Sphere SDK for Visual Studioのインストール
はじめてのAzure Sphere (3) Azure Active Directoryテナントの設定
はじめてのAzure Sphere (4) Azure Sphereテナントの設定
はじめてのAzure Sphere (5) デバイスの登録
はじめてのAzure Sphere (6) マイコンボードでLチカしてみる

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