以前の日経ソフトウェアで特集になっていたSmallBasicを試しています。Ver.0.8になりローカライズの範囲も広がりメニューも日本語表示ができるようになりました。
下記のサイトからダウンロードすることができます。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/beginner/ff384126%28en-us%29.aspx
これはマイクロソフトが提供している初心者や教育用のBASIC言語の開発環境です。VisualBasicのようにウィンドゥ画面を作ってボタンなどの部品を貼り付けてプログラミングをしていくというようなものではなくて、まずテキスト画面にプログラムをどんどんと書いていくものです。
作成したプログラムは実行形式(exe)にして単独で実行することができます。(.NET Framework3.5が必要です。)また、特筆すべなのが作成したプログラムをWebにアップロードして公開することができます。公開すると下記のようにIDが発行されます。
こちらは他の方が「インポート」としてダウンロードすることができます。また、Web上でも実行することができます。公開時にURLが表示されますので、こちらを参照すればソースリストと共に見られます。これはSliverlightを利用しています。
VisualBasicにあるようなクラスの概念無しに気軽に組めます。また、昔懐かしい「タートルグラフィック」機能があります。Logo言語でよく遊びました。これは「亀」に移動量、回転角、スピードなどを指定して動かして、その軌跡を描かせることで画面に幾何学模様などを表示させることができます。簡単なサンプルを作成しました。下記に公開しています。
http://smallbasic.com/program/?ZBV433
また、VisualBasicプロジェクトへの変換機能もあります。タートルグラフィック機能は無理ですが。
どこか昔懐かしいところも感じさせるBASIC開発環境です。
こちらのお話はポッドキャスト「WoodStreamのデジタル生活」の第29回でもお話ししています。
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